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Q.最初に、今回約1年ぶりの花月嵐コラボとなりますが、意気込みをお聞かせください。

齋藤店主:前回のコラボが本当に楽しかったので、第二弾のお話をいただいたとき、とても嬉しかったです。みなさんの期待に応えるべく、前回を超える美味しいラーメンを作るぞと、更に気合を入れて挑みました!

Q.なぜ、味噌ラーメンにしたのですか?

齋藤店主:味噌ラーメンにはブラックペッパーなどのスパイスが使われていますが、スパイスが主役の「スパイス味噌ラーメン」はまだ少ないと感じ、チャレンジしたいと思いました。味噌はパンチがあるのでスパイスにも負けず、パンチ同士が合わさることで攻撃力の高いラーメンができると思ったのと、味噌とスパイスの相性が抜群だったので、第二弾の話をいただいた時には「味噌!」とすぐ思い浮かびました。

Q.実際に開発を進めてみて、味噌とスパイスの相乗効果を実感されましたか?

齋藤店主:すごく感じました。味噌の風味がスパイスと非常に相性が良いのですが、味噌を強くするとスパイスが香らず、スパイスが強すぎると味噌を感じにくくなる…。そのバランスを取るのがスパイスの配合に似ていて、試行錯誤するのが楽しかったです。今回、味噌とスパイスの相乗効果が予想以上で、ここまで美味しくなることに初めて気づきました。

Q.今回の商品のこだわりポイントを教えてください。

齋藤店主:「魯珈」といえばやっぱりスパイスです。スープを一口飲んだ時に「スパイスの香り!」と感じていただけるようにしました。その後、味噌のコクや背脂の甘さが追いかけてきて、スパイシーな辛みを包み込む甘辛のバランスにこだわりました。また、味噌ラーメンには生姜と一緒に炒めた挽肉がトッピングされることが多いですが、今回は生姜に似た香りのスパイス「カルダモン」をたっぷり入れて、生姜の風味を再現しました。カルダモンの清涼感で最後まで飽きずに食べ進めたくなるラーメンに仕上がったと思います。これは“カレー屋だからこそできた”こだわりポイントです(笑)。

Q.キーマカレーは前回と違うとお聞きしましたが、どこが変わったのでしょうか?

齋藤店主:前回はラーメンのスープに辛みやパンチがあったので、キーマカレーは少し優しめに作りましたが、今回は逆に、スープに甘みがあるのでキーマカレーはシャープで辛めにしてあります。辛めのキーマカレーと味噌ラーメンのスープを一緒に食べた時の甘みと辛みのバランスをものすごく考えました。スープをかけて食べる瞬間が一番の見せ場になるように味を調整したので、キーマカレーとラーメンはぜひセットで召し上がっていただきたいです!

Q.キーマカレーのおススメトッピングはありますか?

齋藤店主:味玉をトッピングして崩しながら食べるのがおススメです! さらに、ラーメンに入っている高菜を少し加えて追いスープをすればバッチリです!ぜひ試してみてください!

Q.齋藤店主は「ラヲタのカレー店主」としても有名ですが、ラーメンとカレーに共通する魅力は何ですか?

齋藤店主:私はカレーを愛しすぎてカレー屋になりましたが、それと同じくらいラーメンも大好きです。ラーメンとカレーは親和性が高く、ラーメンも、スパイスと同じようにバランスを考えながら作ります。例えば、煮干しのスープを作る時も、甘みのある煮干しやビターな煮干しの相性を考えながらバランスを整える工程がスパイスの配合と似ているなと思います。 相性を見極めながら味のバランスを調整したりして…作り手次第でどんな風にも変化する、色々な可能性を秘めているところに魅力を感じています。そういう点で、カレーもラーメンも大好きです!

Q.最後に、お客様に向けてメッセージをお願いします。

齋藤店主:今回の『SPICY MISO RAMEN 魯珈』は私の中で最高の出来だと思っています。麺も、普段味噌ラーメンでは使われないタイプをこだわって使っているので、一口目で「想像と違う!」と感じるインパクト大な仕上がりになりました!従来の味噌ラーメンとは全然違う感覚を体感していただき、「こんな味噌ラーメンがあるんだ!」という感動を味わっていただけたら嬉しいです!

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